05株式会社スマイルコットン 代表取締役  
片山 英尚

“洗濯しても柔らかい”
柔らかさを追求した
赤ちゃんにも優しい繊維

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スマイルコットン®では、三重の北西地区で1952年から続く繊維の製造と、自社のコットンを使用したオリジナルブランド「HAAG」で、“ずっと着つづけられる衣服”の販売を行なっています。

スマイルコットン®では繊維や衣服の機能性、特に“柔らかさ”にこだわっています。糸は綿の繊維を撚(よ)ることでつくられ、一般的な衣服はこうした糸を使用します。しかしスマイルコットン®では、その撚りをほぐして、綿の繊維にもどしているのです。この技術により、やわらかさへの追求が可能に。実際に、スマイルコットン®は他のコットンに比べ、ほぐれやすく、非常に柔らかいです。

また、一般的なコットンを用いた衣服は撚りがあり、水分を吸うと固くなります(強くなる)。しかしスマイルコットン®は、撚りを解した繊維なので、洗濯しても固くならず柔らかさはそのままで、生地としてもクオリティが非常に高いです。加えて、繊維と繊維の間に空間があることから、軽い・汗を吸いやすい・乾きやすいといったスマイルコットン®ならではの良さがあります。

スマイルコットン®の機能性の良さから、これまでに様々なアパレルブランドへコットン生地の供給や、製品コラボをしてきました。

代表取締役 片山英尚さんのこれまでの想いとこれから

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片山さんは、「人の役に立つものをつくりたい、役に立たないと意味がない」という想いでスマイルコットン®を経営されています。大学卒業後、繊維の商社で15年ほど勤務し、その後、平成22年に父(現会長)からスマイルコットン®を継承すると同時に、アパレルブランド「HAAG」を立ち上げました。社長の片山さんは、これまでの経営について「やっぱり、日本のモノづくりを残したいという想いと、どうすればお客様にスマイルコットン®の良さが届くだろうか?ということを考え続けた」と語られました。

戦後、日本は繊維産業が盛んでした。しかし、1970年代に入ると沖縄返還をきっかけに、より海外商品との競争が激化していくようになりました。その影響により、国内の繊維業界は衰退を余儀なくされました。そこで、社長の父親である現会長がその当時「どうにか工夫し、生き残らなければいけない」と考え、あるとき「これからは素材に付加価値をつけて、差別化が必要。コットンでカシミアのような肌ざわりが良いものは作れないのか?」と閃いたのです。その後、試行錯誤を繰り返し重ねてついに完成したものがスマイルコットン®の原型です。約47年前です。

この想いと技術を受け継いだのが片山社長。しかし、現代の日本は価格競争が激化し、低価格な衣服が大量に生産される課題が現れて苦悩を強いられました。そこで、「スマイルコットン®の良さ知ってもらうには、形、つまり製品での提案が必要不可欠。日々の生活に使って頂けるようなデザインや色を加えた製品ブランドを作ろう」と気づき、オリジナルブランド「HAAG」を立ち上げたのです。現在は、より多くのお客様にスマイルコットン®の良さ・日本のモノづくりを伝えるために、オリジナルブランドで衣服を販売し、また大手アパレルブランドとのコラボ活動も行っています。

今もなお、コロナ禍で店頭での販売状況がコロナ前の水準に戻らないことから、生地素材の提供や自社ブランドの販売に大きな打撃を与えています。しかし、片山さんは「お客様から直接手紙を頂いたり、スマイルコットン®の素材の良さを評価して頂けるのがうれしいです。リピーターの方は、5〜10個まとめてアンダーウェアをご注文されることもあります。もちろん、ビジネスとしても大切ですが、使って頂いている方に喜んでもらえていることが一番うれしいですね」と明るい笑顔で今の気持ちを語ってくれました。

片山英尚さんからお客様へのメッセージ

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「スマイルコットン®の肌触りに触れて頂き、皆さまの日々の暮らしの中でお役に立ちたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します!」

株式会社スマイルコットン
代表取締役 片山英尚

企業情報

株式会社スマイルコットン
住所:〒510-8123 三重県三重郡川越町豊田一色234-1
TEL:059-366-3344
webサイト:https://www.smile-cotton.com/

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