01上保商店 3代目店主 
上野 正典

嘉永元年創業当初から
変わらぬ想いと
技術でつくった
生節と海の幸

江戸時代から174年続く「上保商店」では、伊勢海老やあわび、サザエなどの魚介類の販売と、干物や生節の加工をしています。加工品は、店主自らが新鮮な魚を目利きし、代々受け継がれる伝統技術を使って贅沢な逸品に仕上げ、お客様のもとへお届けしています。上保商店が贈る魚介は、日本を代表する名作です。

上保商店のある三重県北牟婁郡紀北町は、”熊野灘”という海域に接します。熊野灘には、日本最大の海流”黒潮”が流れ、ベルトコンベアーのように南の温暖な地域から活きのいい魚を運んでくれます。そのため熊野灘は、昔から新鮮な魚介の宝庫として有名で、獲れる魚はたっぷりと脂がのって身がプリップリ。

上保商店では、この熊野灘で獲れる新鮮な魚の中から、さらに選りすぐりの上質な魚を目利きしてお客様の元へお届けしています。この目利きについて3代目店主の上野 正典さんは、「魚の鮮度には一番気を遣っています。鮮度の悪いものは加工できないですね。やっぱり、自分が食べたいもの、心の底からこれはうまい!と言えるものじゃないとお客様にはお出しできないです」と、心中の想いを語ってくれました。

この目利きや加工は、上野さんが30年という長い経験を通して会得した”職人の勘”があるからこそできるものです。こうしてできた上保商店の生節や干物などは、まさに日本を代表する海の幸と言えます。

3代目店主 上野正典さんが語る30年の想いとこれから

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江戸時代から174年続く、老舗水産加工店。昭和7年に屋号を「上保商店」に改め、現在3代目店主の上野 正典さんが江戸時代から続く変わらぬ想いと、加工技術を受け継いでいます。そうしてできた生節や干物、海の幸には、上野さんと上保商店の想いが込められています。

今年で上保商店に務めて30年になる上野さんは、“魚に優しく、自分に厳しい”が最も合う人柄。決して妥協なく魚を目利きして選りすぐり、「自分がお客さんと一緒に美味しい魚を食べたい」という想いで事業を続けています。

しかし、この仕事を続けていく中で辛いことや投げ出したいことは、何度も何度もあったと語られていました。30年前、一身上の都合で、家業である上保商店で働くことになった上野さんは、最初は右も左もわからない状態で、周りにも指導してくれる人がおらず、早々に逃げ出したくなるほどの過酷な日々を送っていたそうです。それでも続けられた理由は、江戸時代から続く上保商店の商品を待つ人がいるから。そこから、上野さんは経験に経験を重ね、4〜5年もがき続けてようやくお客様に美味しい魚介を届けられるようになりました。

以前、上保商店がテレビ出演した後に、上京した地元の方々から「都会に行って食べてなかったから注文しました!」「昔、地元で食べていた味を思い出し、食べたくなった!」と注文が殺到し、感動するほど嬉しかったと語ってくれました。

上野正典さんからお客様へのメッセージ

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上保商店は、コロナの影響で大きなイベントが全て中止になった影響から、お客様が激減してしまい、苦しい状況が続いています。

「寂しいけど今は耐えるしかない。また、お客様の笑顔を見れることを楽しみに、頑張るしかないです。大変なご時世ですが、みんなで協力し合って乗り越えましょう!コロナが収まりましたら、都会では味わうことのできない鮮度抜群のお魚を用意しておりますので、ぜひ三重県に遊びにいらしてください。心からお待ちしております」

上保商店 3代目店主:上野 正典

企業情報

上保商店
住所:〒519-3205 三重県北牟婁郡紀北町長島1189−86
TEL:0597-47-0101
webサイト:http://www.ztv.ne.jp/web/ueyasu/

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